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- アーティスト: AAA
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2009/02/11
- メディア: CD
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非常に良く作りこまれているアルバムです。まさしく「良作」。が、未だに「ATTACK(DVD付)」に詰まっていた勢いや瑞々しさをどこかで引きずっている懐古厨な自分にとっての初聴きの印象は決して良いものではなく、「こいつらも無難にまとまりやがって…」とブツクサしてました。が、ワッツイン(確か)にあったレビューで「『ATTACK』『ALL』『AROUND』の三部作を経て、今作こそがある意味彼らの本当のスタートといえる」みたいな記述を読んでからは、そうだよな、否が応にも変わらざるを得ないんだよなこいつらも…とストンと納得がいき、素直に楽しく聴けるようになりました。しかしねーCDの内容は良かったのだけれども、ブックレットのメンバーのビジュアルが残念すぎる。ずっと形として遺るものなのに、顔色が悪すぎるだろ…西とうちの子は土気色だしリーダーテカッてるしちぁはイッコーだし。エイベの素材殺しの手腕は逆に尊敬してまう。そんな中、男メンの中で比較的まともに見える日高と與は、やっぱり基礎力(顔面偏差値)が高いのだなあ…と、納得。別にそんなことを知るために今アルバムがあるわけじゃないと思うのだけど。
メンバー個人で特に印象が強いと思ったのは日高とちぁでした。日高は本当にラップが上手くなったと思う。しかし彼が不幸なのは、どれだけ腕を上げようが、リスナーの中心層がリアの西與厨であるってところですよね…。マザニンブログでどんだけヒップホップ話しても「日高くんの言ってることょくわかんなぁ〜い」としかコメントしないような(←偏見半分で書いてるのでご了承を)。まあでもそれが仕事ってやつだよね(←何目線)。んで、ちぁ。まあこれは単に彼女の歌パートの量が多く感じられただけなんですけども。活躍の場が増えるのはいいけれど、ちゃんと歌…しっかり練習してほしいな…(武道館DVD見てて、あまりの歌い方の乱暴さにあんぐりしたこと多数) なんかひどい言い草になってしまいましたが、トリエを「伊藤ちぁきの成り上がり物語」目線で見ると、7人の中でいちばん面白いと思っています。今それについて語りだすと長くなるので省略しますが。
以下は曲ごとの感想。長いのでたたみます。
- −introduction−
そうきたかー!という感じ。しかし「エーエーエー」とか自分で言っちゃってたら、間違える人一向に減らないんじゃないかと。考えすぎか。
- MUSIC!!!
明るい曲なのになぜか泣きたくなる曲。二番のうららパートの歌詞と日高のラップ詞が最高でさーこれがまた。
- SAVE YOUR SOUL
こういう「うちの子がどんな風に踊るのか」という想像を掻き立てられる曲を定期的に落としてくれるのはとても喜ばしい。しかしなぜかうちの子のパートだけがいまだに分からない。他の6人はわかったのに_| ̄|○…
- Jamboree!!
PVの二人箸よりも「仕事なんて後まわし」という社会人なめた歌詞の方が気になって仕方ない自分は、非常に鬱陶しいタイプの社会人ファンです。自覚はしております。とりあえず春ツアーはこの曲の振りマスター必修なんでしょうね。末担としては白菜を抱えて駆けつけたい所存です。やらないけど。
- Wonderful Girls
初聴きの印象「スマップみてー」と思ってたらネット上で同じ感想をみかけてああやっぱりwって思いました。日高はいっそ歌ってくれてた方が私は好きになってましたw ライブでうちの子のフェイクがさらに進化してる姿が容易に想像できます。たぶんめっちゃ得意気な顔してるはずです。好きな曲ではあるけれども、3年前に「最強Babe」を歌っていた5人が3年後にはこうなるのかと思うと一抹の寂しさを感じられずにいられません。人は誰でも年を取るのですね←しみじみモードに入る懐古厨
- 出逢いのチカラIII
アリーナでのインタビュー読んで思ったのだけれど、きっと今後「出逢いのチカラⅣ〜再会編〜」「出逢いのチカラⅤ〜元サヤ編〜」と延々と続いて、全13部作として完結するのですね、わかります。それなんて21世紀版ロード。
- a piece of my word
売り時を逃してしまった曲だと残念に思う。
- ZERO
武道館でしか見たことがないので、実はきちんとした振り付けをまだ見たことがないのです。春ツアーでやってくれるといいな。
- HORIZON
今アルバムで「これ!」という曲を一つ挙げろ、と言われたら、これかなーって思う。リズムが好き。歌詞が、長崎遠征を諦めることと秀太サイトを休止することを決めた時の自分の心境とリンクして、染みます。実際に涙がこぼれそうになったこともありました。はいはい自分語り乙。飛行機の中で太陽の光を眺めながら聴いてみたい曲。
- BEYOND 〜カラダノカナタ
シングルとして出た時はポジティブな感想が全然出せなかったんだけど、アルバムの一曲として聴いたらすんなり馴染んだ。名カップリングくらいの位置が似合う曲だな、と。ところで宇野みさこさんの歌声というのは、メロディと歌い方で雲泥の差が出ると思っているのだけれど、これはまさしく泥の方。何度聴いても宇野パートになった瞬間に椅子落ちするのは私だけでしょうか…。リリマリの時に何で誰も止めてあげなかったんだろうと今なお思います。
↑の話に繋がるのですが、西と浦の二人がメイン、というだけでこんなに安心して聴けるものなのかと(別に宇野アンチではありません)。メインだと不安定な宇野さんもコーラスは絶品な不思議(ex.侍魂)。これもうちの子がどんな風に踊るのかが楽しみです。ぜってーエロス風味だろうぜあいつ( ´∀`)。
- 始まりのキセキ
うちの子と與っちがメインの曲があると聞いたときは、出来る限りぶっ壊れた曲がいいなーと期待してたので(やっぱりどこかで最強Babeを引きずっている私)、なんだーマトモな曲じゃんーって少しだけがっくり。少しだけだけど。ライブでの演出が楽しみな曲です。
- 旅ダチノウタ
たまにならまあ仕方ないけれど、やっぱりトリプルエーは踊ってなんぼだと思う。しかしこんだけ「旅ダチ」を前面に押し出しといてフラグ立てといて何もなかったら、逆に拍子抜けしそうだよね。
「本当にあなたはトリプルエーが好きなんですか?」と言われたら「えーどうなんだろ〜?☆」としか応えようのない感想になってしまいました。まあでもこれが正直な感想なんで…申し訳!(←とか言って全く申し訳ないと思っていない件)