年度末あたりから慢性的に仕事が忙しくて息継ぎをする余裕もないのだけれど、ふとした瞬間「私のしてるこの業務、何の役に立ってんだろ。無駄じゃね?」と我に帰って立ち止まりそうになることがある。


でも、止まってるヒマがあったら動かねばならないのよね。だって仕事なんだもの。今の私はこの業務を引き受けることと引き換えにお金をもらっているのだもの。これ事実。もちろん、自分のしていることの意味とか効果については考えなければならないのだけれど、それと、現実逃避のための言い訳を考えることは別。「こんなこと無駄」と言う資格を持てるのは、それを一人称で始めから終わりまでやり遂げられた時だけだ。
いまの業務になんてさっぱり興味が持てないし、この道について極めたいなんてこともみじんも思えない。でも、この業務をこなすことによって、仕事のやり方とか、人との関わり方とか、いろいろなことを学べるはず。だから今はとにかくやってみようと思う。ていうかやるしかない。
……社会に出て5年目。いまの業務に就いてからは2年目。何かにつけて「そんなの無駄」「そんなの無理」とだけ言い残して逃げ回ってばかりいた私も、色々と考えるようになったらしい。大人になってきてるってことなのかなあ?同時に、この年になってようやくこんな風に考えられるようになったのかよって苦笑もするんだけどね。